【キロンボ救済「セルフ」クラファン開設!】
ブラジル北東部バイーア州都サルヴァドールの貧困街で30年前に創立した自給自足を目指す共同体「キロンボテノンデー」。15年前に本拠地移転以降半ば放置されて来た敷地が存続の危機に陥っています。キロンボを再生し、ブラジルの貧困街からオンラインでもブラジル=日本の子供・若者たちが繋がり学べる場に再スタートさせる、そんなプロジェクトを応援してみませんか。 澤 明日香 (ブラジル、キロンボテノンデーサルヴァドール支部代表)
【いっしょに「キロンボ」をつくろう!】
自給農+廃材利用のモノづくり+アフロ・ブラジル武術カポエイラで地域の子供達の教育・共存の場を創って来たプロジェクトを再スタートさせるべく、金沢出身のデザイナー澤 明日香が2015年よりキロンボに居住して奮闘中。 持続可能なモノづくり・文化活動を通して多様性豊かな教育・共存の場を創って行く活動を、オンライン発信で日本の教育やコミュニティの場へも繋いで行くプロジェクトの応援者を募っています。
【私アスカとコブラマンサ師匠】
はじめまして。金沢出身、ブラジル北東部バイーア州都サルヴァドール在住の澤 明日香(さわ あすか)です。私はサルヴァドール市郊外の共同体「キロンボテノンデー」で、3人の地元住民と7匹の保護犬と一緒に暮らしています。 この施設は30年前、アフロ・ブラジル武術カポエイラの師匠として有名なコブラマンサ(Mestre Cobra Mansa)によって創立されました。(写真は2004年当時、近所のこどもたちにカポエイラを教える師匠)
【キロンボって?】
「キロンボ」とはポルトガルの植民支配下に置かれたブラジルにおいて15世紀より、奴隷として連れて来られたアフリカ大陸の人々が、強制労働の過酷な生活から逃亡し、自給自足・自衛のために形成された共同体を指します。 「キロンボテノンデー」共同体は1991年よりおよそ15年間、サルヴァドール郊外のコウトス地域で自給農、バイオ建築やカポエイラの指導などを通じて、生活・生態系を豊かにする目的でコブラマンサ師匠のもと「近代キロンボ」として運営されて来ました。
【地域の資産、キロンボテノンデーを救いたい】
キロンボテノンデーは2006年にサルヴァドールから120km離れたヴァレンサの密林へ本拠地を移動。その後サルヴァドールの敷地は徐々に荒涼化が進み、現在行政によって売却される危機に瀕しています。 2021年12月にはヴァレンサ本部も洪水の被害を被り、財政的にもサルヴァドール支部を救える状況ではありません。現在、澤が一人で子どもたちとのカポエイラクラス、手伝いをしてくれる若い子たちの居住やアルバイト代、保護犬たちの維持費を切り盛りしている状況です。 犯罪と隣り合わせに暮らす子どもや若い子たちが、自らの力で犯罪とは違う未来を創っていける、そんな場所であったキロンボをもう一度作り直したいのです。